初心者向け一眼レフデジタルカメラガイド CAMERA!CAMERA!CAMERA!

カメラ関連企業の株価をチェック!

2003年に底を打った日経平均株価は、企業の好調な業績を背景に上昇トレンドに突入し、2005年9月から2006年1月にかけて急騰しました。そこで気になるのが、カメラメーカーの株価。一眼レフカメラの代表格であるキヤノンとニコンを、ヤフーファイナンスで検索してみました。

騰がってますねぇ。青が各メーカーの株価の推移で、赤が日経平均株価を表しています。両銘柄とも日経平均株価とほぼ同じ動きを示しています。2002年の9月で底を打ったときに買っておけば、2006年5月現在では3倍になってます。2銘柄に1000万つぎ込めば3000万ですね。確か2002年頃の株式相場は総悲観の様相を呈していて、対応策として、当時購入した株を長期保有すれば、譲渡益にかかる税金が優遇される制度も敷かれていました。

まぁ実際にはそこそこ騰がれば売ってしまうのが人情ですので、そこまで巧く儲けている投資家はほとんどいないでしょうけれど。

交換レンズメーカー、タムロンの株価

一眼レフ交換OEMレンズでお馴染みのタムロンも、ベンチャー企業が集うジャスダック市場に上場してます。

タムロンはちょっと変わった動きをしてますね。2002年に底を打ったときは167円ですが、それから3000円までジワジワと上昇、底値から約20倍にまで騰がっています。日経が騰がる前からグンと上がっていたようです。業績が悪かったのが回復したのか、成長著しくなったのかはよく分かりませんが、急騰の原因はそのどちらかでしょう。今期予想配当利回りが1.8%と、かなり優遇されてます。

3銘柄に共通しているのは、2005年9月以降に大きく上昇していることです。小泉自民党が秋の衆院選選挙で圧勝し、構造改革が一段と推進する事への期待感から、日経平均株価がバブル期に次ぐ上昇率を示しました。3銘柄とも日経の波に乗って大きく上昇しています。

残念ながらどの企業も株主優待制度は設けていませんが、配当はタムロン、キヤノンが結構高いです。もし優待があるとしたら、自社製品の割引券とか送られてきたらいいですのにね。