初心者向け一眼レフデジタルカメラガイド CAMERA!CAMERA!CAMERA!

コンパクトデジカメと一眼レフデジカメの違い

前ページでは、コンデジと一眼レフそれぞれに適した用途について説明しました。次に、コンパクトデジカメと一眼レフデジカメの、性能の違いを見ていきましょう。

一眼レフデジカメは、レンズ交換で多彩な表現が可能

コンパクトデジカメはレンズ交換が出来ません。埃がカメラに入る心配をする必要がありませんが、ズーム機能の融通が効かないので、自由な表現が出来ませんが、軽量かつコンパクトで小回りが利きますので、ブログ用やお散歩用に気軽に撮れます。


CANON コンパクトデジタルカメラ IXYDIGITAL-L3

一方で一眼レフデジカメはレンズを交換して使うのが基本です。望遠で被写体に寄って撮影したり、広角レンズで広々と撮影できたり、画角の中の被写体の大きさを調整できたりします。


Canon EOS Kiss Digital X ボディ
有効1010万画素の大型単板CMOSセンサー・映像エンジン「DIGIC II」を搭載。

一眼レフはボケ味を出すことが出来る

コンデジでは、夜景を撮るときにシャッター速度を調節できる露出モードや、人間の目で見たのと同じように写真にボケ味を出す絞り値も細かく調節できません。

コンデジで撮った写真が全体的に均一に撮れるのと異なり、一眼レフでは、被写体の前後にボケ味を出して、被写体を際立たせることが出来ます。

このように、一眼レフデジカメでは多彩な写真表現が可能です。コンデジにはない魅力と言えます。カメラ操作も慣れれば簡単です。

撮影素子の大きさが違う

コンパクトデジカメと一眼レフデジカメは、撮影素子の大きさが違います。コンデジの撮影素子に比べて、一眼レフデジカメの撮影素子は一回りも二回りも大きいです。デジカメのパンフレットを見ると、スペックの欄に「600万画素」などと表示されていますが、同じ画素数でも、コンパクトデジカメと一眼レフデジカメは撮影素子の大きさが違うので、画質も全く異なってきます。撮影素子が大きければ大きいほど、光をたくさん受けることが出来ますので、一眼レフデジカメで撮影した写真は、コンデジよりも画質が良くなります。