一眼レフデジカメ購入決意のきっかけ
始めに買い換えようと思ったきっかけは、去年（05年）の秋頃、同人誌制作の過程においてでした。文芸向けの同人誌を作ろうと試行錯誤しているうちに、表紙はやっぱりカラー写真の方が売り上げが多いかなと同人誌の作り方を調べてみると、どうやら印刷向けには解像度350dpi必要らしい。既に表紙用にと昔デジカメで撮った写真を調べてみたら、72dpiしかありません。
試しに72dpiの写真が350dpiの解像度に対応できるよう縮小して填め込んでみたら、任天堂ゲームボーイのカートリッジの大きさになってしまいました（；；）
これはもうデジカメを買い換えないといけないかな、もう４年も使ってきたし、一度地面に落としてＡＣアダプタの接触も調子悪いし、ということで５万円以下のデジカメを探していました。
実は、同じ年の春に、退職したばかりの父が倒れてしまいました。４月末の早朝、母に呼ばれて１階に下りると、父がうつろな表情で椅子に座っていて、首が舵の壊れた船のようにゆらんゆらんしています。すぐに119に電話して救急車で病院へ搬送。
診断は脳梗塞。何とか一命は取り留めたものの、重い後遺症が残り、４ヶ月の入院生活の末に何とか退院できました。
ところが退院後の３ヶ月で３度も倒れて、また救急車で病院に運ばれることに。その度にこのまま死んでしまうんじゃないだろうかと、気が気ではありませんでした。
そういえば最近、家族写真を撮っていなかったので、これを機会に家族の肖像を綺麗な写真で残したいと思い立ち、１０万円台の一眼レフデジタルカメラが視野に入ってきました。自分の父親が死んでしまうなんて事はこれまで夢にも思ってなかったので、急に父の肖像を残しておかなくてはいけないという思いが強くなりました。
とはいうものの、一眼レフに関しては、ずぶの素人、何を基準に購入すればいいのかサッパリ分かりません。そこでインターネットで調べることにしました。
